こんにちは、むちのむ(@muchinomu_blog)です。
今回は、「研究機関×大学」の研究室について紹介します!
まだ研究室に配属されていない大学生や院試で研究室を変えようと考えている方は、研究室を選ぶ際の参考にしてください!
研究室3種類を比較した記事はこちら
「企業×大学」の研究室についての記事はこちら
研究機関とは?
ここでいう研究機関とは、「附置研究所」と「研究施設」のことです。
簡単に言うと、大学内の地図を見たときに、「○○研究所」や「○○研究センター」と書かれているもののことです。
実は、こういった施設の中にも研究室はあるんです!
それが「研究機関×大学」の研究室です。
「附置研究所」と「研究施設」の違いについて
「附置研究所」はある研究分野に特化した施設で、「研究施設」は大学の戦略に基づいてできた施設です。
どちらも、大学の枠を超えて外部とつながりをもつ施設なので、あまり違いは意識しなくていいと思うので、以後まとめて「研究機関」と呼びます。
ちなみにむちのむは附置研究所の「研究機関×大学」の研究室に所属しているよ
なぜ「研究機関×大学」?
理工系の学部にとっての研究機関は、医学部にとっての大学病院みたいなものだと思ってください。
大学病院には、そこに所属する職員、診察を受ける一般の人々、実習を行う医学生がいます。
それと同じように、研究機関には、そこに所属する職員、研究をする企業の人々、研究を行う学生がいます。
そして、最終的な目標は、大学内、国内でその分野の研究をより発展させることです。
このような研究機関に研究室を置くことで、様々なメリットが得られます。
大学側は、設備が整っていて外部とつながりのある環境で学生に研究をさせることができるし、「その分野といえば○○大学」というイメージも作ることができます。
また、企業側はやりたい研究を整った環境でできるし、わざわざ装置を買わずに施設を利用して実験できて研究資金を抑えられます。
「研究機関×大学」の研究室の特徴
- 貴重な経験をすることができる
- ある分野に特化した研究ができる
貴重な経験をすることができる
やはり普通の研究室とは違い外部に開かれているので、貴重な経験をすることができます。
例として、私の研究室の特徴を挙げます
- 名刺を作って、色々な人と名刺交換をする
- 企業の展示会に参加し、ブースで来場者に説明をする
- 研究所がイベントを行うのをボランティアとして手伝う
研究機関によって異なりますが、必ず何か普通の研究室とは違う経験ができます。
もちろん就活でアピールすることができますし、半分社会に出ているようなものなので、社会人になったときに楽だと思います。
その代わり、忙しい可能性が高いです。
ある分野に特化した研究ができる
附置研究所の場合は特に、ある分野に特化しています。
その場合、その分野に関する世界有数の研究機関である可能性が高いです。
そのため、その分野の研究をしたいのであれば最高の環境になります。
また、海外からも注目されていることも多く、留学生も多いです。
さらに、ある分野に特化していることで、世界中で数台しかないような装置があることもあります。
なので、その装置を使えば新奇性のある研究をやりやすく、研究内容も世界中から注目されます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
私は「研究機関×大学」の研究室に所属して、忙しいけど楽しい生活を送っています。
他の研究室に行った友達と話すと、かなり特別な経験をできていると実感します。
人と違う経験をすることが大好きな人におすすめです。
まずは大学の地図でどんな研究機関があるのか調べてみよう
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
文部科学省,“1. 附置研究所及び研究施設の現状等”,2003-04-24
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/attach/1331853.htm
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