こんにちは、むちのむ(@muchinomu_blog)です。
今回は、院試対策(専門科目編)ということで、専門科目の院試についてとおすすめの勉強法や教材を紹介します。
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専門科目の院試について
まず私が受けた専門科目は以下の5つです。
- 機械力学
- 材料力学
- 熱力学
- 流体力学
- 制御工学
一般的に機械系の人が履修する重要な科目で、「四力プラス制御」とか、まとめて「五力」とか言われています。
私の大学の場合、「五力」全てを受験しなければなりませんでした。(昔は3科目選択だった)
そして、機械力学は力学と統合され1つのテストになりました。
しかし、機械力学は力学とは別で勉強していたので、専門科目編に含んで紹介します。
おすすめの勉強法
専門科目は数学や力学と異なり、大学によって違うことが多いです。
これは教え方の違いというか流派の違いみたいなものだと思います。
そのため、おすすめの勉強法は2つあります。
- 授業のノートや演習問題で復習する
- 過去問演習をする
授業のノートや演習問題で復習する
専門科目はおそらく力学よりも最近履修した科目だと思います。
そのため、授業のノートや演習問題で復習すると、「そういえばやったことあるなあ」という状態になりやすいです。
もちろんこのあたりはどれだけ真面目に授業を受けていたのかに左右されますが、力学よりなりやすいはずです。
さらに授業のときの流派と、院試問題の流派は基本的に同じなので本番の感じに慣れやすいです。
流派というのは、材料力学の座標軸の向きや変数の置き方などの違いです。
過去問演習をする
これも本番の流派に慣れるという意味でも大事ですし、何より傾向がつかめるから大事です。
正直これは私の感覚なのですが、数年前に出題されて正答率が低かったっぽい問題には要注意です。
教授たちが味を占めて、「数年経ったしもう一回出題してみるかー」と考えているのか、似たような問題が出題されやすいです。(←周りの友達も同じこと言ってた)
なので最低でも過去10年分くらいはやっておいた方がいいです。
おすすめの教材
機械系大学院への四力問題精選
機械系の院試を受ける人の99%がこの本を持っています!!(←正直100%って言いたい)
それくらい定番中の定番です。
しかし、もう中古本しかないです。(←この理由は後でわかります)
ちなみに今の時期(9月頃)だと院試を終えた人たちが、「もうこんな本を見て院試のことを思い出したくない!」と思い、メルカリなどのフリマで比較的安い値段で売られています。
この本は定価4200円ですが、9月頃ならそれ以下の値段で買えるかも!!
そして、院試前4月頃から急激に価格が高騰します。(9500円とかでも売れてる笑)
なので買うなら早めがおすすめです。
もしくは知り合いや研究室の先輩にもらいましょう!
ちなみに私は、価格が高騰し始めた4月頃に、近くの古本屋さんで3600円で売られているのを見つけ、即購入しました。
機械系大学院への四力・制御問題精選
あれっ?さっきのとほぼいっしょじゃね?
なんとこれは2022年7月に発売された最新版なんです!!(だから昔の方は発売されなくなったのか)
院試対策教材は2000年以前に発売されたものばかりなので、これはマジで衝撃!
しかも四力精選にはなかった「制御工学」が載ってるんです!!
たぶんこれからはこっちが定番になっていくんだろうなーと思ってます。
しかし、注意しなければいけないことが1つあります。
誤植が多いということです。
やっぱり昔の教材が定番なのは、誤植があっても、その情報が代々受け継がれていって、書き込まれていたり、改訂されていたりするからなんだと改めて感じました。
私はこの本を使っていませんでしたが、使っていた友達は誤植にイライラしてました。
誤植に気づくのも勉強という考えも一理あるとは思いますが…
なので、制御ありの最新版にするか、昔の方にするかは個人の感覚で決めたらいいと思います。
別に制御は問題のパターンが少なく、過去問演習だけでなんとかなりますからね。
よくわかる機械工学4力学の演習
これはかなり難易度が低いです。
ほんとに基礎って感じなので、教科書や授業の演習問題で復習する代わりにこれを使うとかがいいと思います。
ちなみに私は研究室にあったので、熱力学の院試にあまり出題されない単元をちょっと練習するときに使っただけで、ほとんど使いませんでした。
しかし、たまたま私の受けた院試でその単元が少し出題されたので、この教材には感謝してます。
なので紹介しました。
四力精選は比較的院試に出やすい単元の問題数が多くなっているので、私みたいにあまり出題されない単元だけこれで練習するのもありかもしれません。
教科書(JSMEテキストシリーズ)
機械系の教科書といえばJSME、という人も多いのではないでしょうか。
私は熱力学の授業のときに買わされましたが、非常に良かったです。(困ったらこれかノートで調べてた)
日本機械学会が出版しているので、教授たちも持っているだろうし、信頼できます。
特に人気なのは、「熱力学」だと思います。
教科書(自分の大学の教授が書いたもの)
自分の大学の教授が書いた教科書なら、おそらく授業のときに買わされていると思います。
買わされてないなら買った方がいいです。
院試の癖とか流派と同じような書き方をしていると思います。
ちなみに私は授業のときに、「機械力学」「材料力学」「制御工学」は自分の大学の教授が書いた教科書でした。
そして「流体力学」は教授が書いた資料でした。(いずれ本として出版するのか?)
おわりに
結局何が言いたかったのかというと、「四力精選は持っとけ」ということです。
みんなと同じことをやっておけば、みんな解けてるのに自分だけ解けないという状態になりにくい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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