【院試対策】院試対策(力学編) ~おすすめの勉強法や教材を紹介~

院試対策(力学編) 院試

こんにちは、むちのむ(@muchinomu_blog)です。

今回は院試対策(力学編)ということで、力学の院試についてとおすすめの勉強法や教材を紹介します。

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力学の院試について

力学の院試の範囲は以下の通りになります。

  • 質点の力学
  • 質点系の力学
  • 剛体の運動

私の大学では、機械力学と統合されてラグランジュとかも範囲に入っていましたが、今回それは抜きにして話を進めたいと思います。

質点の力学

高校物理の力学の延長線上といった感じです。

高校物理との大きな違いは、「これまで以上にベクトルを意識しなければいけない」「微分方程式を解く必要がある」あたりだと思います。

ある程度やっておけば安定した得点源になるので頑張りましょう。

質点系の力学

質点系の力学は文字通り質点が複数個出てくるやつです。

「運動量保存」あたりは高校物理の延長線上ですが、「相対運動」や「質量変化する運動」などややこしいやつもあります。

そして院試で頻出の問題がこの単元には多く存在します。

まずはそういった有名な問題から対策をして応用力を身につけていきましょう。

剛体の運動

大学の力学といえば、「剛体」といっていいほど大事です。

「剛体」ができるようになっていないと院試を受ける資格はないと言っていいほどです。

この単元も有名な問題はいっぱいあるので、それを練習しましょう。

おすすめの勉強法

力学の院試勉強で意識すべきことは以下の2つです。

  • 絵を描いて運動を見極める
  • 頭の中に「抽象」を作る

絵を描いて運動を見極める

院試の問題は複雑な問題設定が多く、絵を描くのがめんどくさくて省略してしまいがちです。

本番や過去問演習では問題用紙の絵に書き込むのも良いと思いますが、勉強のときは自分で絵を書けるようにしましょう。

これをすることで頭の中で運動を整理できます。

運動を整理できていないとこういうことになります

むちのむ
むちのむ

解答を見たら理解できるけど、問題を見たときに何の式で何をするのかわからない!

この問題設定ならこの式が成り立つ」というのを瞬時に理解できるようにしましょう。

頭の中に「抽象」を作る

ここでいう「抽象」とは、「どんな問題が来ても対応できるような状態にしておく」ということです。

まあこれができないからみんな物理が苦手なんですよね(私もできない!)

ただし、少しでもこの状態に近づく方法があります。

それは「問題数を増やす」ということです。

これは「解く問題数を増やす」という意味ではなく、「解ける問題数を増やす」ということです。

「解ける問題」というのは、解答を見て理解した問題ではなく、解答を見ずに解けるし、他人に解説できるレベルの問題です。

特に有名な問題からこの状態にしていけば、少しずつ「抽象」が身についてきます。

おすすめの教材

始めに言っておきたいのが、力学の教材の問題は基本的に大問1つに問題1つだということです。

つまり細かく小問に分かれていない場合が多いです。

そのため、実際の問題設定の難易度以上に難しく感じやすいので、気を付けましょう。

基礎 力学演習

この本の良いところは、薄いということです!(やったー!)

薄いのでやる気が起こりやすいです。

そして何よりすごいのが、薄いのにこれ1冊で力学の全てを復習でき、基礎が身につくということです。

内容も上に例題、下に類題があり、高校数学のチャートみたいな構成で親しみ深いです。

個人的にはこれ1冊と過去問演習で十分合格できると思います。

むちのむ
むちのむ

私は勉強のやる気がなかった4月に1日2問くらいのペースでのんびり解いてましたー

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詳解 力学演習

こちらも有名な本です。

さっきの基礎とは違って、全ページにギュウギュウになるまで問題が載っていて、難しい問題が多いです。

解答も少し簡略化されています。

しかし、この本には有名な問題が大量に載っているし、過去問と似た問題もよくあります。

そのため、過去問演習と同時期にやるのがおすすめです。

特におすすめは剛体の運動の章です。

むちのむ
むちのむ

私は確実に点を取りたい剛体の運動のところを問題を選んでやっていました。

院試直前に使いましたが、かなり実力がつきました。

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おわりに

今回は、力学のおすすめの勉強法と教材について紹介しました。

力学はある程度安定して点を取れるようにするのがおすすめです。

むちのむ
むちのむ

頑張れば、「」を越える瞬間が来ます!

それは院試前日かもしれません!

最後まで諦めずに頑張りましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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