こんにちは、むちのむ(@muchinomu_blog)です。
今回は、院試勉強のスケジュールについて紹介します。
あくまでも私の体験談中心ですので、お気を付けください。
むちのむの院試スケジュール
3月
院試対策(英語編1)でも書いたのですが、私は2、3、4月のTOEICを受けました。
2月はほとんど勉強せずに受けたので、3月は勉強しようと思い、英語の勉強をしていました。
とはいえ、あまり院試勉強のやる気スイッチが入っていなかったので、バイト先までの移動中のバスの中や寝る前などの勉強が多かったです。
それ以外の科目は全くやっていませんでした。
4月
3月にTOEICで825点取ったので、4月は英語の勉強はほとんどしませんでした。
そしてこの時期に大学が始まり、研究室に配属されました。
私の研究室も含めほとんどの研究室で、4月に研究テーマを決めます。
つまり、本格的に研究が始まらないので意外と暇な時間がありました。
そこで私は、全く覚えていなかった力学を早いうちに始めたかったので、「基礎力学演習」の例題を1日3問くらいのペース(めっちゃゆっくり)でやっていました。
それと、数学は早めにやっとけと先輩に言われたので、「詳解と演習 大学院入試問題(オレンジ色)」の線形代数の例題をやっていました。
実はこの時期がかなり重要!
私はゆっくりですが4月中に勉強していたので、それ以降常に周りよりちょっと上の状態を維持できていた気がします。
5月
私の研究室では本格的に研究が始まりました。
忙しい研究室だったので、10:00~22:00まで研究室にいることもしばしば。出張もありました。
こうなることはわかっていたので、5月はほとんど勉強しませんでした。
やっていたことといえば、実験装置が止まるまでの待ち時間に、「これならわかる工学部で学ぶ数学」を読んでいました。
これは暇な時の読み物として最高なのでおすすめですね。
おそらくほとんどの研究室で院試までに、研究が忙しい時期があります。
私は、その時期は研究に没頭して、院試前には切り替えようという作戦でした。
6月
6月上旬は5月同様忙しく、全く勉強しませんでした。
6月下旬についに院試前休みに入りました。(私の大学の機械系の中では早い方)
院試前休み中は、研究室の予定のほとんどに参加する必要がなく、院試勉強に専念できました。
この時期にやっと、専門科目の勉強を始め、力学と数学はやりませんでした。
専門科目は大学の授業で使った演習問題をすべて解きなおし、まとめノートみたいなものも作りました。
まとめノートにこだわりすぎて、時間を無駄にしたと後で後悔しましたが、そのおかげで専門科目は基礎的な内容から身についたので、結果的によかったのかな?
7月
7月になると、ほとんどの研究室が院試前休みに入ります。
私は7月1日にとりあえず過去問を1年分解きました。
ここでそこそこ点数を取れて、割と安心しました。
10年前くらいの過去問をやりました。
この時の私は、最近の過去問がかなり難化していることに気づいていませんでした。
そして7月中旬から「四力問題精選」を解き始めました。
授業の演習問題を復習していたので、あまり時間をかけないようにとりあえず解きました。
これと同時に、「基礎力学演習」の類題と、「詳解と演習 大学院入試問題(オレンジ色)」の例題をやっていました。
そして7月下旬のちょうど院試の1か月前の日に過去問演習をやり始めました。
7月くらいからは10:00~22:00まで大学に籠って勉強していました。
(とはいえ一日中サボる日もありました)
8月
過去問演習をひたすらやってました。
院試直前だし過去問難しいしで、メンタルがかなりやられました。
しかもこの時期に、最近難化していることに気づき絶望しました。焦りました。
とにかく精神的にも身体的にも健康を最優先にして、勉強をしていました。
そして、過去問演習で似たような問題を演習したいときに、「詳解力学演習」や「演習 大学院入試問題ⅠⅡ(黄色)」「大学院への数学」などを使っていました。
最後の1週間は、これまでにメモしておいた復習したい問題を解いていました。
院試を受けたときの実力の7割くらいは8月に身についたと感じています。
それくらい8月は成長します!
成功点
- 4月に少しずつ勉強を始めていた
- 院試休みになったときにすぐに気持ちを切り替えた
- 早めに過去問を1年分解いた
- 解き直ししたい問題をメモしておいた
4月に少しずつ勉強を始めていた
さっきも書きましたが、やはり4月に少しやっていたおかげで、周りより常に少し上の状態を維持できていた気がします。
院試休みになったときにすぐに気持ちを切り替えた
5月にサボって6月に切り替えるというのが、私には向いていました。
普通の人なら、5月も勉強してコツコツやった方が楽だし、良いと思います。
何はともあれ、切り替えは大事!
早めに過去問を1年分解いた
過去問を解くと、気持ちが院試モードになります。
しかも問題のレベルもわかるし、傾向もわかります。
あれこれ予想して不安になるくらいなら、できなくていいから一度解いてみることをおすすめします。
解き直ししたい問題をメモしておいた
過去問演習を始めたときから、解き直ししたい問題を選んでメモしてました。
そのおかげで、過去問を完璧にできました。
院試対策の問題集を解いてる時期からメモしておけばよかったと後悔もしてます。
反省点
- 細かい隙をなくすことに時間をかけすぎた
- 生活リズムを早めに良くすべきだった
- 最近の傾向を全然知らなかった
細かい隙をなくすことに時間をかけすぎた
院試に出にくい単元もあります。
そういったところも含めて、ノートにきっちりまとめていたので、ちょっともったいなかった気がします。
もちろんどの科目も単元もどこかでつながっているので、完全に無駄だったとは思いませんが、戦略的ではなかったと反省しています。
生活リズムを早めに良くすべきだった
私は生活リズムが狂っていたので、早いうちから生活リズムを整えておくべきでした。
初日の科目が9:00からだったのですが、緊張と朝の早さのせいで、午前中はベストパフォーマンスはできなかった気がします。(←さすがに言い訳)
最近の傾向を全然知らなかった
これは一番の反省点です。
最近難化していることに、院試2週間前に気づきました。
めちゃくちゃ焦りました。
絶対に、最近の過去問は早めに解きましょう!
最近の過去問は解答を作っている人が少なく、解答がない場合もあるのですが、それでもやりましょう。
私は友達とGoogleDriveで解答用紙を共有して、教え合いました。
おわりに
今回は、私の院試勉強のスケジュールを紹介しました。
早い人は1年前くらいから勉強してるし、遅い人はもっと直前から勉強しています。
それを踏まえると、私はちょうど中間にいるのかなと思います。
ぜひ参考にしてください。
最高の準備に早すぎることはない!!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
途中で紹介した教材は、以下の記事で使い方や特徴を解説しています。
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